祈りの365日

古より、私たちは仏さまへ手を合わせ祈りを捧げていました。それは「来世では仏に生まれ変わりたい」という切なる思いによるものでしたが、お大師さまによる真言密教の伝来ともに『祈り』は未来だけでなく、現世へと形を変えていきました。

~過去を祈り・今を祈り・未来を祈る~

365日の錫杖寺の祈りをご紹介します

過去からの祈り

今生きていることをご先祖さまに感謝し、祈りを捧げることで命の尊さを考えます。

  • 春彼岸法要 春分の日 午前11時より

  • 大施餓鬼会 7月24日 午後1時より

  • 秋彼岸法要 秋分の日 午前11時より

  • 花まつり 4月8日

錫杖寺では毎日のように僧侶だけでなく多くの参拝者がご本尊さまに手を合わせています。もちろん、彼岸会や施餓鬼などは多くの檀信徒のご参加をいただきご供養いただいております。

ただ、過去からの祈りはこれらの特別な日だけではありません。大切な人の通夜・葬儀から始まりご法事にいたるまで365日供養が止むことはありません。

ご先祖さまあっての私たちです。過去に祈りを捧げ命の尊さを感じてください。

今日の祈り

今生きていることを仏さまに感謝し、祈りを捧げることで命の大切さをもう一度よく考えます。

  • 地蔵尊護摩修行 毎月24日 午後2時より

  • 奉納ちょうちん万灯会 12月下旬から1月上旬

  • 四国八十八ヶ所霊場お砂踏み(3日間限定)

1月1日から3日 午前9時から午後4時まで

錫杖寺では、ご本尊さまであるお地蔵さまのご縁日にあたる毎月24日に地蔵尊護摩修行を行っております。これは護摩修行のご功徳が現世利益であることに加え、お地蔵さまのご功徳も現世利益であることから大変なご利益をいただけると多くの檀信徒が集まります。また、お正月には約1,000灯のちょうちんが境内を明るく照らし、四国八十八ヶ所霊場お砂踏みではお大師さまがお護りくださいます。

ちょうちんの灯りやお大師さまのご功徳が今を生きる私たちを道に迷わないように導いてくれます。

未来への祈り

1秒先でも未来。これから訪れる未来が少しでもよいものであるように一心に手を合わせます。

  • 元朝大護摩修行 1月1日 午前0時より・午前1時より

  • 新春特別護摩修行 1月1日から5日 午前9時から午後5時まで毎時

(ただし4日から5日は特別護摩を優先することがあります)

  • 節分会大護摩修行 2月3日 午後3時半より

 ※護摩修行・自動車安全祈願・七五三参り・初参りなど個別の御祈願は随時受付をしております

幸せになりたいという気持ちは万人の願いです。人々は訪れる未来が幸せになれるように祈ってきました。時にそれは自分のためでしたが、人々の優しさが他人の幸せへと意識を変えていきました。親のため・子のため・大切な人のため…人々の願いは尽きることはありません。そこで祈りは大切な人のためと変わってきたのです。

大切な未来が安らかで幸せであるように、元旦や新春だけでなく、節分では大護摩修行を行っております。また、いつでもお地蔵さまのご利益を授かることができるように護摩修行・安産祈願・自動車安全祈願・七五三参りや赤ちゃんの初参りなどを行っています。